万博の閉幕まで残りわずか。今では予約なしで人気パビリオンに入館するのはほぼ不可能です。
私も9月後半に予約なしで訪れましたが、どこも長蛇の列。
そこで気分を切り替えて大屋根リングを歩いてみると、想像以上に爽やかで快適でした。
夕方になると涼しい風が吹き抜け、歩いているだけで心地よく、まさに穴場の楽しみ方だと感じました。
穴場の休憩エリア
大屋根リングの通路は歩く人専用です。腰を下ろせる場所はほとんどありません。
ですが、上段に一か所だけ「芝生の休憩エリア」があり、ここが本当に快適。
以外に知られていない特別な場所です。

東ゲートから芝生エリアへのアクセス

●東ゲートから入場したら大屋根リングに向かってまっすぐ進みます。
●大屋根リングをくぐり抜けたら、アイルランド館の横のエスカレーターで大屋根リングに上がります。
●大屋根リングの通路(下段)を右に歩きます。(左からでも上がれます)
●リングの内側の景色を見ながら「アラブ首長国連邦館」のあたりで、Uターンして上段の通路に移動。
●しばらく歩くと芝生に多くの人が座ってる光景が見えてきます。
●この休憩場所の一番高い位置にあるフェンスから東ゲートを観ることができます。
ゲートの混雑状況の確認に、お帰りの前に立ち寄ると便利です。

寝転んで絶景が見れます
芝生エリアでは、飲食やお昼寝を楽しむ人たちが思い思いに過ごしていて、まるでピクニックのような雰囲気。
周囲には警備員さんも常駐しており、子ども連れでも安心です。
目の前には堂々とした「フランス館」、そして遠くには「六甲山系の山々」がくっきりと浮かび上がり、まさに絶景。
この日は空気が澄んでいて、都会の喧騒を忘れるようなひとときでした。


強風に注意!
大屋根リングは地上よりも風が強く、ビニール袋や帽子はあっという間に飛ばされます。
実際に、袋を追いかけて走っている人を何組も見かけました。
私はクリップを常備して、バッグに袋を仮留めするようにしています。小さな工夫ですが安心です。

また、帽子は飛ばされやすいので、紐付きのものを選ぶと安心。
なお、リング上では日傘は禁止。風にあおられて危険だからです。
代わりにキャップや日焼け止めで調整するのが良いでしょう。

まとめ
大屋根リングは、万博の中でも「予約なしで誰でも楽しめる」貴重な体験スポット。
混雑したパビリオンに並ぶ代わりに、ここで爽やかな風と広大な景色を味わえば、万博が特別な思い出になります。
特に9月後半からの季節は、過ごしやすく、夕方は涼しい風が吹いて絶好のタイミング。
芝生に寝転んで眺めるパビリオンや六甲山の絶景は、ここでしか味わえません。
さらに、大屋根リングは「世界最大の木造建築」としてギネス世界記録に認定されています。
この姿を完全な状態で見られるのも、閉幕までのほんの数日だけ。
ぜひ万博が終わる前に、大屋根リングを歩き、その景色や空気を思い出とともに心に刻んでください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!
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