以前から野柳地質公園に興味があり、台湾に行くたびに奇岩が見たいなぁ〜と思っていました。
この公園は海沿いにあるために、太陽を遮る日陰がない。夏は厳しいと思う。
気候の良い春や秋は混んでるだろうなぁと思っていたので、この日の小雨はチャンスと思い、急きょ行ってきました。
行ってみると見たことのない不思議な世界観を体験できました。
また、一番有名な「女王の頭」と名付けられた奇岩にも会うことができました。
この奇岩は数年先には見れなくなる心配があるので間に合ってよかったです。
野柳地質公園は珍しい岩がたくさんみれる、とても素晴らしい場所なので、皆さんにお伝えしたくてブログに記することにしました。
「このブログでは、野柳地質公園への行き方(台北からバスでの最速ルート)、入場料の割引適用条件、そして最新の『女王の頭』の状況まで、これから行こうと考えている方が「迷わず・お得に・安全に」観光できる情報を“徹底解説”します。」
これから行こうと考えている方の参考になれば幸いです。
野柳地質公園はどんなところ?基本情報と奇岩の成り立ち
場所と概要(台湾北部の絶景)

【↑画像】Google Maps
奇岩の成り立ちをイラストで解説
奇岩ができるまでの流れをイラストにまとめてみた。

【↑画像】奇岩ができるまでの歴史。
野柳の奇岩は、「硬い部分と柔らかい性質の地面」と「雨と波による絶え間ない削り取り」は、まさに数百万年かけて作り上げられた、 自然の彫刻と言えます。
台北から直行!野柳地質公園へのアクセス完全ガイド
おすすめは台北駅からバス(國光客運 1815番)
乗り換えなしで直行。最も簡単で分かりやすいアクセス方法です。
出発地: 台北車站(台北駅)台北バスターミナル:台北駅「東3出口」のすぐ前です。
バス番号: 國光客運 1815番(金山方面行き)
所要時間: 約 1時間20分〜1時間30分
料金目安: 98〜103元:悠遊カード可(日本円で500円くらい)
ポイント:乗り換えなしで座って行けるので、体力温存にも最適です。

【↑画像】Google Maps ストリートビュー(バス停の位置を見るにはクリック)
台北駅から出発する以外にも、人気観光地である「淡水」や「基隆」からバスで行くことも可能です。
バス乗車・下車ステップと公園までのルート

【↑画像】1815往金山(野柳)の看板の下で待つ。

【↑画像】1815のバスが見えたら手を上げて知らせます。


【↑画像】1815番を確認して乗車。運転手横の機械にゆうゆうカードをタッチ。

【↑画像】バスに乗車中は、ときどき地図を見ておく。
青い線はバスルート。ルート上の白い丸は停留所。
下車する駅に近づいたら、地図を拡大してみる。
下車駅のひと駅手前を通過したら、降車ボタンを押す。
下車時に、ゆうゆうカードでタッチする。
迷わず行ける、歩いて11分

【↑画像】海沿いを歩けば迷わずに到着します。
入場料金と基本情報(営業時間・割引・所要時間)
パンフレットをもらいましょう


【↑画像】パンフレットの解説です(日本語)。PDFでパンフレットを見る
私は地質公園をすべて見学し終えて出口を出た後にパンフレットを見つけました。
入園前にもらっておけば、記載されている奇岩を探しながら歩けば楽しかっただろうと思う。
チケットを買ってすぐにゲートに向かわずに、向かいにあるビジターセンターで先にパンフレットをもらいましょう。
入場料金(門票)
| 区分 | 料金 | 備考 |
| 大人 (全票) | NT$120(約600円) | |
| 優待料金 (半額票) | NT$60(約300円) | 学生、児童、高齢者が対象 |
| 団体割引 | 20%割引 | 30人以上の団体(全票・優待 |
支払い方法:現金・クレジットカード(VISA・マスター・JCB)・ゆうゆうカード(台湾交通カード)・Apple Pay・Googleペイ・LINEペイ

チケット売り場と優待料金(NT$60)の適用条件
以下のいずれかに該当する場合は、優待料金(NT$60)が適用されます。
- 学生:学生証の提示が必要(台湾籍の方)、または国際学生証(ISIC)の提示が必要。
※外国の方がスマホの学生証をチケット売り場で提示、スマホでは割引できないと言われていました。 - 児童:6歳以上12歳未満の児童
- 高齢者:65歳以上の方(証明書提示が必要)※日本人も対象。
営業時間、休園日、所要時間の目安
営業時間: 08:00〜17:00
休園日:年中無休
ただし、台風や激しい雨などの悪天候の日は、安全のため臨時休園となる場合があります。
所要時間:1.5 〜2時間。(私は1時間でした)
詳しくは野柳地質公園のHP(中国語)をご覧ください👉(リンク先が開きます)
観光後の楽しみ!公園周辺のグルメ・お土産スポット
カフェ1:チケット売り場の近くのビジターセンター内。テイクアウトして休憩室で飲めます。
カフェ2:公園内にあります(テイクアウト)


【↑画像】ビジターセンター内のカフェの様子。
カフェの支払いに「Google pay」「Apple Pay」「LINE pay」などキャッシュレス決済を推奨してるイメージでした。
現金やクレジットカードも可能と思うのですが、使ってないのでわかりません。


【↑画像】公園内のカフェ。利用しなかったのでこのカフェの支払い情報は不明です。
レストラン1:チケット売り場の奥にある「特産街」の中で軽食が食べられます。
レストラン2:野柳地質公園からバス停に向かう道沿いに、海鮮が食べられるレストランがあります。


【↑画像】公園から駅に向かう道沿いにあるレストラン。
レストランは利用していないので支払い方法については不明。
このレベルのレストランでは現金・クレジットカードの支払いが可能と思います。
お土産1:特産品街でお土産が買えます。
お土産2:ビジターセンター内で雑貨品のお土産が買えます。



【↑画像】チケット売り場の奥にある特産街の様子。
支払い方法は、特産街の各店舗ごとに異なりますが、おそらく現金が必要と思います。
自然が創った「女王の頭」とユニークな奇岩たち
女王の頭(クイーンズヘッド)の最新行列情報

【↑画像】女王の頭。年々首が細くなっています。これ以上細くなると危険かも。

【↑画像】『女王の頭』の前で記念撮影をする人の行列です。逆ルートで女王の頭に向かうことは出来ません。
この時の行列は10人くらいでした。
晴天の日には、もっと行列が長くなると思います。
私は雨が止んでいる時に並びましたが20人くらい並んでいました。
一人の撮影時間が1分としたら20分の待ち時間です。
周辺を見学して空いていたら並ぶという方法をお勧めします。
【期限付き】女王の頭を見られるのは「今」だけ!

【↑画像】ビジターセンターの2階に「女王の頭」が変化した様子を解説。
画像の左から、1960年、1986年、1999年、2016年です。
ビジターセンターの2階には、女王の頭が経年でどのように変化したかが詳しく解説されていました。1960年〜2016年の姿です。この比較画像を見ると、いかに急速に細くなっているか一目瞭然です。
地質学の専門家は、現在は「いつ崩壊してもおかしくない状態」にあると考えているそうです。
私が見た2025年の実物はもっと首が細く、今にも折れそうな危機感を感じました。
「女王の頭」に並ぶ 次世代のシンボル「俏皮公主」
誰もが知る「女王の頭(クイーンズヘッド)」は、首が細くなっており、いつか折れてしまう運命にあると言われています。そこで、「次の女王」として期待されているのが、この「俏皮公主」です。

【↑画像】「俏皮公主」の岩。左側が頭部、右側が顔、頭部に高く結った髪のように見えます。
他にもユニークな奇岩をチェック
この岩の形は、少女やプリンセスが横を向いて、ポニーテールを高く結っている姿に見立てられています。
近くに「女王の頭」があるため、その娘や妹のように可愛らしいことから「俏皮公主(おてんばな、可愛いお姫様)」と名付けられました。



【↑画像】個性豊かな岩たち。



【↑画像】何に似てるかな?
快適・安全に観光するための注意点(服装・持ち物)
天候によりますが、風が強いと傘がさせません。
この日は小雨ですが、ほとんどの方が傘をさしていません。
帽子も煽られて飛びそうです。
雨天の日は、カッパなどのレインウエアが必要です。
雨よけのポンチョでは、煽られると思います。
歩道は石です。滑った人を見ていませんが滑ると非常に危険な場所です。
人が歩けるエリアが決まっています。
写真を撮るために歩道から外れた人を見ましたが危険です。
素晴らしい景色が見られるところですが、岸壁の際ということで恐怖を感じました。
写真撮影に夢中にならずに、安全に観光しましょう。


【↑画像】歩道の様子です。手すりのないところもあります。

【↑画像】雨天の観光の時の私の服装。
私の服装はちょっとオーバースペックですが、旅行先の街歩きの服や靴、その他グッズも私はおおむね登山用を使用しています。
特に登山シューズは、濡れた石畳でも滑りにくいので重宝しています。
レインウエアをお持ちでない方は、入場前に購入できます。
チケット売り場(遊客中心)に向かって右奥の「特産街」で売っています。


【↑画像】私が見つけたレインウエアは80元(約400円)でした。
まとめ:不思議な魅力の観光スポット
台湾が誇る世界でも珍しい「野柳地質公園」は、時間を忘れて見入ってしまう不思議な魅力に満ちています。
特に、その姿を一目見ようと世界中から観光客が集まる『女王の頭』の美しさと、それを守るための人々の努力には感動を覚えます。
この記事で解説した通り、野柳地質公園への旅は、事前の準備で快適さが大きく変わります。
- 行き方:迷わずバスで直行し、体力を温存しましょう。
- 必需品:レインウェアと滑りにくい靴を準備し、安全第一で観光を楽しみましょう。
- 入場前:チケット購入後は、忘れずにパンフレットをもらって奇岩ハントを楽しんでくださいね!
さあ、あなたもこのブログを参考に、迷うことなく、お得に、そして安全に、野柳地質公園の壮大な景色を体験しに行きましょう!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後も旅の情報を書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします!
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