はじめに: 美容旅行の合間に一人ハイキング!
年に数回訪れる大好きな韓国。
いつもは最新の美容クリニックやコスメ巡りが中心ですが、今回は少し趣向を変えて、気ままな一人旅のスケジュールに「ハイキング」を組み込んでみました。
ソウルの山を検索すると必ず名前が挙がる「冠岳山(クァナクサン)」。
多くのソウル市民に愛される名山なら、一人でも安心して歩けるはず!と期待を胸に向かった先には、想像を超えるダイナミックな岩の世界と、心洗われる素晴らしい景色が待っていました。
ネットでの評判通り、道もしっかり整備されていて、初めての韓国山歩きにはぴったりの場所でした。岩場を乗り越えた先に出会える「恋主台」の絶景は、美容液よりもお肌と心に効くかもしれません。
冠岳山ってどんな山?:
冠岳山 基本データ
標高: 629m(ソウル南部を代表する名山)
名前の由来: 山頂の岩の形が、昔の官吏が被っていた冠(かんむり)に似ていることから「冠岳」と名付けられました。
特徴: その名の通り「岩の山」です。韓国語で「岳(アク)」がつく山(冠岳山、雪岳山など)は、岩場が多く険しい山であることを意味します。
見どころ: 断崖絶壁に建つ寺院「恋主台(ヨンジュデ)」。山頂にあるこの風景は、冠岳山のシンボルとして有名です。
空から予習!フライト中に出会える「冠岳山」と座席選びのコツ
実は、冠岳山ハイキングの楽しみは離陸した瞬間から始まっています。
金浦空港の近くに位置するため、天候やルートに恵まれれば、機内の窓からその雄大な姿を拝むことができるんです。
これから登る山を空から見つけるのは、まるで「旅の予習」のようでワクワクしますよね。確実にその姿を捉えるための、おすすめの座席はこちらです。
- 日本出発(金浦行き): 「左側」の窓席をキープ
- 金浦出発(日本行き): 「右側」の窓席をチョイス
もちろん飛行ルートは当日の天候や運用状況によりますが、運が良ければ下の写真のような絶景に出会えるかもしれません!

【↑画像】左:行きの飛行機(羽田→金浦空港)のルートと撮影位置。
右:着陸間際に撮影した山が「冠岳山」だと思う…。
地下鉄で40分!登山口への行き方と準備すべきもの
ソウルの街と冠岳山の位置関係

地図を確認していただくと、ソウル駅から近いことがわかります。
ソウル駅から地下鉄を使って約40分ほどでハイキングの出発地「冠岳山公園入口」に到着することができます。
駅から出てすぐに大きな公園があり、その公園の裏山に登るイメージです。
関西に住む私の印象は、六甲山系の摩耶山や再度山のレベルかなぁと感じました。
関東に住む方のブログを見ると「高尾山」のイメージだとおっしゃっていました。
公園と山の全体的に整備がされており、階段で上る部分が多くある。
中にはスニーカーの方も見かけましたが、岩の山ですので、滑ると非常に危険です。
旅行のついでに行く場合でも、登山シューズは必要です。
冠岳山(クァナクサンGwan-Agsan)駅 1番出口から出発


【↑画像】左:改札口の前にツーリストセンターがあります。右:1番出口から地上に。

【↑画像】地下鉄の出口を出たら目の前に立派な門が見えます。この門をくぐり抜けてスタート。

【↑画像】公園内は市民の方々がのんびり散歩されていて歩きやすいです。

【↑画像】公園内に設置されていた案内地図。
公園の中にトイレが数ヶ所あります。
キレイな設備ですので、公園内で済ませておきましょう。
駅を出てすぐに公園があり、駅周辺でコンビニは見つからなかったです。
事前にホテル近くのコンビニで、おにぎりや飲み物を買って行きました。
【最重要】迷いやすい分岐点
ハイキングルートは、非常に歩きやすく、迷わないように整備されています。
しかし、整備された道を進んでいくと三聖山(サムソンサン)に向かっています。
冠岳山(クァナクサン)に行くには、途中で分岐点を見落とさないように進みましょう。
三聖山(サムソンサン)
- 標高: 481m(冠岳山の629mより少し低いですが、歩きごたえは十分です)。
- 特徴: 冠岳山に比べると岩場が少なく、初心者でも比較的歩きやすいコースが多いです。
- 見どころ: 頂上付近には「三聖寺」というお寺や、通信塔があります。また、ソウル市内のパノラマビューは冠岳山に引けを取りません。
- メリット: 冠岳山のメインルートほど混雑していないため、静かにハイキングを楽しみたい人には隠れた人気スポットです。


【↑画像】山道に入っても前半は歩きやすい道が続きます。
登山中のリアル
山道に入ると、分岐点ごとにハングルの標識が現れます。 韓国語が分からない私にとって、翻訳アプリは必須アイテム。でも、実際に使ってみると意外な落とし穴がありました。
Google翻訳は理解に苦しむ
カメラをかざすだけで翻訳できる便利なアプリですが、登山道ではかえって混乱を招くことも……。


【↑画像】左:ハングル。右:翻訳アプリ。
翻訳画面に表示された「三幕寺(サンマクサ)」という文字。
実はこれ、目指している冠岳山ではなく、お隣の三聖山(サムソンサン)にあるお寺の名前なんです。
整備された綺麗な道の方へ誘導されそうになりますが、惑わされないように注意が必要です。


【↑画像】山道で標識をいくつも見つけることができます。左:ハングル。右:翻訳アプリ。


【↑画像】手書き文字を翻訳すると、時には意味不明なこともあります。
翻訳結果が現場の状況とズレていることがしばしば。
特に古い標識や手書きの文字は、翻訳アプリも苦戦しているようでした。
道に迷ったらAIに聞こう
「あれ、この道で本当に合ってる?」と不安になった時、心強い味方になってくれたのが最新のAIアプリでした。

【↑画像】おすすめAI アプリ2選。AI に画像を貼って質問しよう。
単純な単語の翻訳ではなく、「この標識のヨンジュデ(山頂)はどっち?」「今歩いているこの道は山頂に続いてる?」と、写真を送ってチャットで相談できるのが今の時代のすごいところ。

【↑画像】AI に聞いて道が正しいとわかりました。
AIが「その道で正解ですよ」と答えてくれた時の安心感といったら!翻訳アプリの断片的な情報で迷うよりも、AIに状況を丸ごと判断してもらう方が、一人旅の不安を解消する近道かもしれません。
いざ山頂へ!岩場と階段が続く絶景ルートの全貌

【↑画像】山レコのアプリを使って私が歩いたルートです。
距離:8.2km
登り:570m
下り:479m
ルート:冠岳山公園〜冠岳山山頂〜恋主台〜ソウル大学
所要時間:5時間(ゆっくりめ)
山レコのアプリを使って、ルートから外れていないかを何度も確認しました。
標識を見ても理解できなかったので、山レコのアプリに大変助けられました。
公園から山道にはいる分岐点を見つけることができたのも、山レコアプリのおかげです。
初めて登る山へ行く場合は、必ず山のアプリをダウンロードして行ってください。
私は、山レコで検索して山猫さんのルートを使わせてもらいました。

【↑画像】山レコのアプリを開いて、自分の現在地(青丸)が、ルート(ピンクの線)から外れていないか確認しながら歩くと迷いません。


【↑画像】ゴロゴロの岩がたくさんあるルートです。


【↑画像】山頂付近は、長い階段が続きます。


【↑画像】山頂付近の様子。この日はわりと空いてるようでした。

【↑画像】山頂から見た果川市(カチョン)方向の景色。
恋主台(ヨンジュデ):絶壁に佇むお堂


【↑画像】左:冠岳山に向かう途中の展望スポットからの眺め。右:崖っぷちに建ってるお寺のお堂。
恋主台(ヨンジュデ)
山頂のすぐ脇、岩の上にちょこんと乗っている小さなお堂が「恋主台」です。
垂直な岩壁の上に石を積み上げて土台を作り、その上にお堂が建っています。
「どうやってあんな場所に建てたのか?」と驚くような光景で、冠岳山を象徴する景色です。
もともとは朝鮮王朝の太祖・李成桂が、高麗の遺臣たちのために建てたと言われています。
その後、王位継承争いから外れた王子たちが、ここから王宮(景福宮)を眺めて「主(王)を恋しがった」ことからその名がついたという、切ない伝説が残っています。
恋主庵(ヨンジュアム):
かつては登山客に「無料のビビンバ」を振る舞うお寺として非常に有名でした(現在はコロナ禍や諸事情で中止・不定期となっていることが多いですが、今でもお寺の文化として語られています)。
目印は「気象レーダー」: 山頂には大きなサッカーボールのような形をした「気象レーダー観測所」があります。お寺(恋主庵)はそのレーダーの建物のすぐ下に位置しています。
お寺からの景色: お寺の庭からは、さっきまで自分がいた「恋主台」を横から眺めることができ、そこが絶好のシャッターポイント(フォトゾーン)になっています。
私は恋主庵に寄ってないので、次回はぜひ行ってみたいと思います。
- 恋主台(ヨンジュデ): 山頂のすぐ横、岩の上にある「赤い提灯」が目印の小さなお堂。
- 恋主庵(ヨンジュアム): 山頂から10分ほど階段を下りた場所にある、大きなお寺。トイレや自動販売機、休憩スペースがあり、登山客がホッと一息つく場所。
ハイカーに最適!拠点に選んだ「WDホテル」が正解だった理由

【↑画像】 WDホテルの外観。地下鉄「新林駅」まで3分の好立地です。
今回のハイキングの拠点には、WDホテルを選びました。
冠岳山へのアクセスが抜群: 最寄りの「新林駅」から登山口の「冠岳山駅」まで、新林線でわずか約7分!
一人旅にも安心: リーズナブルながら清潔感があり、美容旅行とハイキングを兼ねた旅にぴったりです。
周辺環境: 駅近で周辺には飲食店やオリーブヤングも多く、下山後の「美活」や食事にも困りません。


【↑画像】WDホテルの室内。オンドル設備があり、もう1台ベッドが余裕で入る広い部屋です。
まとめ:下山はソウル大学へ
道を確認しながら歩いたので、予定よりも山頂への到着が遅くなり、途中でルートを変更しました。
当初は上りと反対側の「果川」方面の降りる予定でしたが、下りでも時間がかかりそうと判断し変更を。
登りとはまた違う景色を楽しみながら無事に下りてくると、そこは広大なソウル大学のキャンパスの中。
ここが山頂から最短ルートなら1時間ほどでバス停「ソウル大学校 冠岳キャンパス」に到着できました。
ここからバスに乗ってホテルへ向かいました。(バスのルート番号5516 / 6017)
ソウル市内に宿泊の方にも、ソウル大学からのバスはとてもアクセスが良いです。
さて、山歩きで心地よく疲れた後は、美味しい韓国グルメとマッサージで一日を締めくくりたいと思います。
これぞ、私流の贅沢な『韓国・欲張り旅』。
皆さんも素敵なソウルの旅を!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後も旅の情報を書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします!
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