
はじめに:旭岳に登りたくなったきっかけ
ハイキングを趣味にして4年。
きれいな山の景色を楽しめる旅がしたい。でも、山小屋に泊まるのはちょっとハードルが高い……。
そんな私が見つけたのが旭岳です。
ロープウェイで標高1600m地点の姿見駅まで一気に上がれるなら、無理せず絶景が見られそう!
実際に登った知人からも「ぜひ行ってみて」とおすすめされ、思い切って計画を立てました。
初心者にもやさしい旭岳の魅力

【↑画像】ロープーウェイは約100人乗りだそうですが、私が乗った時は乗客20人ほどでした。
旭岳ロープウェイの山麓駅までは、旭川市内から車で約1時間。
ロープウェイに乗れば、約10分で終点の姿見駅に到着します。
姿見駅周辺には、登山をしない人でも楽しめる1.7kmの散策コースがあり、誰でも気軽に大自然を体感できます。

【↑画像】ロープーウェイの終点姿見駅からの景色。
私は2025年7月初旬に訪れましたが、まだ所々に残雪があり、35度の暑い暑い大阪から移動してきたので、この17度の涼しさは、まさに天国です。



【↑画像】歩き出すと高山植物がたくさん咲いていてとても魅力的な季節でした。
ロープウェイの乗客は20名ほどでしたが、半分は山頂を目指す登山客、残りは散策を楽しむ方々でした。
私も登山ルートへ。山頂を目指して一歩ずつ歩き出しました。
晴れていれば山頂から360度の大パノラマが見られるはずでしたが、この日はあいにくの曇り空。
それでも、雲の切れ間からチラリと見えた大自然の雄大さに心が動きました。
また必ずリベンジしようと思える、印象深い山行でした。
旭岳のハイキングの様子は、別のブログで紹介いたします。
宿探しのエピソード:なぜ2つの宿に泊まったのか?
ロープウェイに近く、快適そうな宿を探して3軒に絞り込んだものの、うまく2連泊の予約が取れず…。
結果、1泊ずつ違う宿に泊まることに。
でもこの選択が大正解!
どちらもそれぞれ魅力があり、2倍楽しむことができました。登山をしなくても、リゾート気分でゆったり過ごせる宿です。

【↑画像】ロープーウェイ〜ラビスタ大雪山:徒歩8分、ロープーウェイ〜湧駒荘:徒歩15分。
【1泊目】ラビスタ大雪山|ロープウェイ徒歩圏のリゾートホテル

選んだ理由①:アクセスが抜群、徒歩でロープーウェイへ
ロープウェイ乗り場まで徒歩8分。ホテルに車を置いて歩いて行ける距離です。
路線バスでラビスタ訪れる人にも便利な立地で(本数は少ないですが)、バス停はホテル近くにあります。
選んだ理由②:朝食バイキングが豪華!
「ドーミーイン」や「野乃」などで知られる共立リゾートグループのホテルで、朝食バイキングのクオリティの高さにも定評があります。
朝からいくら丼が食べられる「野乃」のウワサを聞いていたので、ここも期待していました。
そして期待以上!
朝食バイキングは種類が豊富で、どれも美味しく、スパークリングワインまで用意されていたのは驚きです。(私は登山前なので控えましたが…)

【↑画像】自分で作る海鮮丼、帆立貝がたっぷり入った味噌汁、ふわふわの大きな梅干し。


【↑画像】お肉はラビスタ牛だそうです。料理からスイーツまで美味しくて食べ過ぎに注意です。

【↑画像】さすが北海道、朝食バイキングで「国士無双」を見たのは初めてです。

【↑画像】北海道らしい朝食。花畑牧場のラクレットチーズ。熱々チーズをじゃがいもに乗せて。
実際に泊まって良かった点①:部屋が広い!
同じ旅行中に旭川の「OMO7」と「湧駒荘」にも泊まりましたが、このラビスタが一番広々としていました。
1人でもゆったり過ごせて、とても快適でした。

【↑画像】奥の4畳半の和室でくつろげました。
実際に泊まって良かった点②:無料サービスが充実!
- ルピシアの紅茶
- ワインバル(夕方)
- 日替わりフルーツ酢
- お菓子・旭川ラーメン・コーヒーマシン
- お風呂上がりのアイスキャンディー
- ボードゲームの貸し出しもあり
皆さんゲームとワインを楽しんでおられました。




こだわりの設備も魅力!
- お風呂の洗い場にはReFaのシャワーヘッド。お湯が柔らかく感じました
- お部屋にはコーヒーミルと豆、ドリップセット
- ベッドはシモンズ製。寝心地が最高でした

総評:
登山目的でなくても、リゾート気分を満喫できる宿です。
美瑛・富良野観光の周遊に追加されると良いです。
中でも朝食バイキングの「海鮮丼」は絶品。何度でも泊まりたいと思えるホテルでした。
今回の利用は、シングルユース朝食付き22000円でした。お得に泊まれたと思います。
【2泊目】湧駒荘|秘湯の雰囲気と洗練が融合した宿

選んだ理由①:温泉に惹かれて
ロープウェイからは徒歩約15分と少し距離がありますが、公式サイトで見た温泉の写真に一目惚れ。
「ここに泊まりたい!」と直感で決めました。
敷地内に湧き水の井戸があり、泉質の異なる温泉が楽しめます。

【↑画像】湧駒荘のホームページから引用
実際に泊まって良かった点①:内装がとにかくおしゃれ!



ドアを開けた瞬間、「わぁ…おしゃれ!」と声が出ました。
広くはないけれど、センスのいい空間。
家具は東川町の「木と暮らしの工房」のオーダーメイド。白樺の木材を使った調度品。
ソファーの座り心地が抜群でした。
シンクには「ビレロイ&ボッホ社」の洗面台。細部までこだわりを感じます。
実際に泊まって良かった点②:夕食が絶品!
夕食会場に入った瞬間「わぁ〜美味しそう!」と感動。
見た目も華やかで、味も期待以上。
中でも「メロンのビシソワーズ」は思い出に残る美味しさでした。



【↑画像】メロンの果肉をスプーンですくいスープといっしょに。塩釜を割って中からアワビが・・・。
実際に泊まって良かった点③:温泉の肌ざわりが最高
温泉の良し悪しに詳しくない私でも、「これは気持ちいい」と感じました。
他の宿泊客も「ここの湯が一番好き」と話していたのが印象的。
湯船の種類も多く、また温度もさまざま。
温泉の泉質も5種類体験できるお風呂は珍しいです。
自分好みの湯船や泉質を探すのも楽しかったです。
実際に泊まって良かった点④:寝具の心地よさ
登山の疲れと温泉の癒しでぐっすり熟睡。
気になって朝にシーツをめくってみると、なんと使われていたのは大谷選手のCMでおなじみの「西川Air」のマットレスと枕!


【↑画像】寝心地の正体を見たくてシーツをめくってみた。 マットレスの裏に「西川Air」の文字が。
注意:シングル利用の部屋は早めの予約を!
リゾートホテルでは一人で泊まれる部屋は数が少なく、すぐに埋まります。
私が泊まった時も3名がお一人様でした。シングルユース希望の方は、できるだけ早めの予約をおすすめします。
今回の利用はシングルユース2食付で27500円でした。早めの予約でお安く泊まることができました。
まとめ:宿を変えて正解!2倍楽しめた旭岳の旅
旭岳温泉の周辺にはコンビニがありません。私は観光の途中に美瑛で夕食を食べましたが、早くホテルに到着される方は2食付のプランをおすすめです。
当初は2泊とも同じ宿にする予定でしたが、結果的に別の宿に泊まったことで、それぞれの魅力をじっくり味わえました。
どちらも「また泊まりたい!」と思える素敵な宿です。
旭岳は秋の紅葉も美しいそうなので、次はその季節に訪れたいです。
ぜひ、みなさんにもこの感動を体験してほしいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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