
はじめに:想像以上の爽やかさに包まれて
大阪は連日30度超え。でも山の上はまるで別世界でした。
今回は、暑さを忘れるために、北海道・大雪山系の旭岳でハイキングを楽しんできました。
空気はひんやり、風はやさしく、まるで“天然のクーラー”。そんな夏の避暑旅を、アクセス情報や現地の魅力とともにご紹介します。
【旭岳への行き方】新千歳空港・旭川空港からのアクセス方法
旭岳に一番近いのは「旭川空港」ですが、大阪などからの直行便はないため、私は新千歳空港からアクセスしました(アクセスマップはこちら👉)

【おすすめルート】
- 新千歳空港 →(JR)札幌 →(バス)旭川 →(バス)旭岳温泉
【旭川空港の発着路線】
◆ 旭川 ⇔ 東京(羽田):Air Do・ANA・JAL
◆ 旭川 ⇔ 東京(成田):Jetstar Japan・JAL
(2025年7月現在)
【新千歳空港の発着路線(北海道以外)】
◆ 東京(羽田):ANA・JAL・AIRDO・スカイマーク
◆ 東京(成田):ANA・ピーチ・ジェットスター・スプリングジャパン
◆ 大阪(伊丹):ANA・JAL
◆ 大阪(関空):ANA・JAL・ピーチ・ジェットスター
◆ 名古屋(中部・セントレア):ANA・JAL・AIRDO・ピーチ・スカイマーク
◆ 名古屋(小牧):JAL
◆ 福岡:ANA・JAL・AIRDO・ピーチ・ジェットスター・スカイマーク
◆ 仙台:ANA・JAL・AIRDO・ピーチ
◆ 神戸:ANA・AIRDO・スカイマーク
◆ 茨城:スカイマーク
◆ 新潟:ANA・JAL・トキエア(Toky Air)
◆ 静岡:ANA・JAL
◆ 長野(松本):JAL
◆ 富山:ANA
◆ 小松:ANA
◆ 広島:ANA・JAL
◆ 岡山:ANA
◆ 福島:ANA
◆ 青森:ANA・JAL
◆ 秋田:ANA・JAL
◆ 山形:JAL
◆ 岩手(花巻):JAL
◆ 沖縄(那覇):ピーチ(季節運航)
(2025年7月現在)
航空券の検索はこちら 👉️

交通の詳細
新千歳空港⇒札幌:JR列車が本数多くあり(JR 自由席 1,230円)
札幌⇒旭川:バスがオススメ(JR4,910円・バス2,500円)
北海道中央バス 「高速あさひかわ号」の時刻表はこちら👉️
旭川駅前⇒旭岳温泉:いで湯号(バス1,800円)
※運行本数が少ないので時間に注意
いで湯号の時刻は こちら👉️
※上記の料金は2025年7月現在の情報です
旭岳温泉・ホテル⇒ロープーウェイ:私はホテルから8分の徒歩移動です。
ロープーウェイに近いホテルのブログを書いています。参考にご覧ください。

大雪山旭岳ロープーウェイの基本情報

ロープーウェイの概要とアクセス
- 場所:北海道上川郡東川町の旭岳温泉(標高約1,100m)から五合目・姿見駅(標高約1,600m)を結ぶロープウェイです
- 運行時間:
- 夏季(6月~10月):約15分間隔で運行(所要時間10分)
- 冬季:約20分間隔での運行
- 乗車人数:最大101人まで乗車可能。
- アクセス:
- 車:旭川市街から約1時間。
- バス:「いで湯号」で旭川駅または旭川空港からロープウェイ直通(約1時間10分〜1時間50分)。
料金と営業時間


【↑画像】左:チケット売り場、右:ロープーウェイの乗り場
- 運賃(往復):
- 夏季トップシーズン(6/1〜10/31):大人3,500円、小人1,750円。
- 冬季(11/1〜5/31):大人2,600円、小人1,700円。
- 営業時間:季節や日によって変わるので、公式サイトで事前確認が必要です。
参考(私が訪問した7月):始発(上り) 6:30am 〜 最終(下り) 5:30pm
運行状況の確認はこちら 👉️
施設とサービス



【↑画像】駐車場・コインロッカー・お土産店
- 山麓駅:食事処(野菜カレーなど)、売店、レンタル長靴あり、コインロッカー。
- 山頂駅(姿見駅):軽食や限定お土産(じゃがいもコロッケ、オーガニック珈琲等)の販売あり。
- 駐車場:150台・夏季500円/冬季無料
【爽快体験】旭岳ロープウェイで一気に標高1,600mへ


【↑画像】この日はあいにくの曇り空でしたが、新緑のグラデーションがしっとりと映えてきれいでした。
姿見駅で山歩きの準備スタート!


姿見駅に到着後すぐにスタッフさんから散策ルートや植物・気象のレクチャーがありました。
姿見池までのハイキングコースの方は、長靴のレンタルを、この時点で申し込みができます。
登山の方は、ここで入山届を書き、携帯トイレの所持もここで記録します。
【旭岳ハイキング】旭岳姿見の池コース紹介

所要時間 / 距離:
1周 約 1時間※ / 約 1.7km
※コースタイムは、天候や登山者の体力などにより異なります。参考タイムとしてお考えください。
必要な装備:
登山靴または、底が厚めの靴
レインウェアまたは、雨風をしのげる長袖の上着 など※山頂駅でレンタル長靴をご用意しております。詳しくはスタッフにお問い合わせください。
引用元:旭岳ロープーウェイ



※前日の雨でハイキングコースはぬかるんでいました。長靴があれば安心です。



【↑画像】涼しい風に包まれながら、色とりどりの高山植物に出会えました
旭岳登山:姿見駅〜旭岳山頂へ 往復コース

画像引用:YAMAP
コースマップ
画像引用元:YAMAP
※コースタイムは標準で算出
道中の景色



【↑画像】登山道の左と右に似たような四角い岩があり、片方が金庫岩でもう片方がニセ金庫岩です。地図で確認すると山頂に向かって左(左画像)が金庫岩のようです。



【↑画像】左:山頂では、雲の切れ間からふっと顔を出す山々は、まるでかくれんぼ。中央/右:足元に広がるお花畑は、どんな天気でも心を明るくしてくれます。


【↑画像】避難小屋とその内部です。場所は散策コースと登山コースの分岐点あたりです。

周辺にも観光スポットがいっぱい
公共交通で巡る案内をいたしましたが、今回私は効率よくまわるために旭川市内でレンタカーを利用し、いくつかの観光スポットにも立ち寄ってみました。
望岳台:晴れていれば絶景が望めるスポット


【↑画像】望岳台付近にもハイキングコースがありますが、熊が数日前に出没したとの警告看板があり、いかにも熊が出てきそうな森の中には入る勇気はなかったです。
美瑛選果本店:テイクアウトのじゃがバタは最高に美味しい!



【↑画像】レストラン、食品、パン、ケーキなど、数店のショップが並んでいます。
人気のパンショップは、食パン以外はすべて売り切れでした。
四季彩の丘:美瑛を代表する絶景

【↑画像】広大な敷地にお花の絨毯がきれいに並んでいます。見ごたえがありました。
旭山動物園:のびのび暮らす動物たち
【↑動画】ガラス越しに男の子と遊ぶペンギンが可愛かったです。
まとめ:大阪の暑さを忘れる、ひとときの“涼体験”
旭岳は、ただの避暑地ではありません。
ひん
やりとした風、静かな山の空気、そして足元に広がる高山植物…。
自然の恵みに癒されながら、心がすーっと軽くなる体験でした。
標高2,000m超えで味わう17度の爽やかさは、まさに夏のご褒美。
私の年齢でも楽しめる優しいコースで、100名山の一つを制覇した気分は爽快です。
次は、紅葉が色づく秋に再訪したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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