
このエリアには、小さな建物がいくつも並び、それぞれが展示ブースになっています。
以前にアメリカ館で月の石、日本館で火星の石、それぞれを見るためにパビリオンの長い列に並びましたが、ここでは行列も短く、触ったり叩いたり、内容の濃い体験ができます。
ここは穴場です。ぜひ行ってみてください。
体験(1) 🌕 月や火星の隕石に触れる体験(7/23まで)


展示ケースに丸い穴があり、月と火星の隕石、それぞれに直接触れることができます。


隕石の横に金槌が添えられており、軽く叩いて音を確かめることができます。
私が右の石を見て想像する重さは10kg弱ですが、実際の隕石の重さは42.5kgと表示されていました。
過去に旅行先で隕石を持ち上げた経験があり、想像の数倍重たかった記憶が蘇りました。

中国の砂漠で発見された恐竜の卵の化石。
※私がこのブースに訪問した時は10分ほど並んで入りました。
時間帯によっては、もっと長い行列のときもあるようですが、海外パビリオンの月の石に行列よりも短いようです。
体験(2 ) 🧠 アート作品を見て脳波を測定
ここでは不思議な体験をするため万華鏡のような部屋に入ります。
内部は6面壁・天井・床が鏡です。
脳波の測定器と音を聞くためのヘッドホンを付けて、鏡の小部屋に入ります。
約6分程度の体験です。小部屋の中でアート映像を見ます。
終了後、「どのアート作品に心が動かされたか」を、脳波の結果に基づいて説明してもらえます。

🔍 右脳が活性=感性・感情が動いた?
一般的に、脳の役割は次のように言われています:
脳の部位 | 主な働き | 活性化のときの傾向 |
---|---|---|
左脳(緑) | 論理・言語・分析 | 冷静・理性的に考えている |
右脳(赤) | 芸術・感性・イメージ | 感動・創造的・直感的な状態 |
私の場合は、いつくかのアート作品を見て「感性(右脳)」が刺激された状態だったと教えてもらいました。
右脳が赤くなるのは、
「うわぁ、キレイ」「なんだか心が動いた」
というような感動やインスピレーションがあったときに起こりやすいです。
逆に、たとえば数学の問題を解いているときなどは、左脳が赤くなることが多いそうです。
※この体験は予約が必要だそうですが、私が訪問したときはたまたま空いていたようで、
すぐに体験を受けられました。
このアート作品は土佐直子さんのデジタルアートを使っているそうです。
体験(3) zero gravity art 美術館をバーチャル見学
すぐ横に、おなじ土佐直子さんのデジタルアートをバーチャル体験で美術館で見ることができます。
ここも要予約ですが、私が行ったときは空きがあり、すぐに体験させてもらえました。


バーチャルで美術館の中を歩きながら作品を見ている感覚になりました。
体験(4) コウノイケグループ(6/23まで)
「いのちを吹き込む人」をコンセプトにした体験型展示
2025年5月30日(金)~6月23日(月)期間限定の展示です。
予約制です。当日の受付で聞いてみると空きがあったので指定時間で予約しました。
1回に7名ずつ案内されて、鴻池運輸の仕事を映像で見ます。
映像は鴻池運輸さんの社員さんたちが働いているシーンを映像で見ます。
映像とリンクして、床の振動や風が出るなど臨場感のある体験です。
撮影不可でしたので、詳細は以下からご覧ください
体験(5) 介護や教育ロボットのブース(6/9まで)
このリビングロボットは、高齢者が自宅で転倒したら、そばに駆けつけて高齢者の様子を撮影して、その様子をカメラを通して家族に知らせてくれるそうです。

小学校で教育に使われているというロボットの動きが可愛かったです。
このロボットを紹介された新聞記事です。
常設展示スケジュール

【注意⚠️】隕石に触る展示は7/28まで
期間限定:展示スケジュール【6月】
6/3~9

6/10~16

6/17~23

6/24~7/7

6/24 からの、イベントが面白そうです。私も行ってみようと思っています。
詳細は以下のリンクからご覧ください。👉️
その他の展示に関する画像


生花のイベントで草月流の先生が楽しい方でした。クイズもたくさんあり、お土産に押し花のしおりをもらいました。
このイベントは、この日だけですが、日々入れ替わるイベントに今後も参加したいと思います。

まとめ:フューチャーライフパビリオンの感想
月の石や脳波アートなど、ここでしかできない体験が満載で、イベント内容も定期的に入れ替わります。
行列も少なめで、じっくり楽しめる穴場スポットです。次回の訪問が楽しみになるパビリオンでした!
まだ万博に来られていない方の参考になるレポートを今後も書きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
にほんブログ村
コメント