今年の台湾は2度目、通算7度目の訪問です。
前回(2025年3月)の3泊4日の台北旅行時、そのうちの1日を日帰り観光で北投温泉エリアを訪れた際に、予想以上に楽しい観光スポットが豊富にあると実感しました。
そこで今回は、8ヶ月ぶりに北投の魅力をじっくりと深掘りするため、「宿泊」という形で滞在することに!
温泉愛好家の方はもちろん、小さなお子様連れの方まで、誰もが楽しめる北投温泉。アクセスも良いため、日帰りでも十分楽しめます。
本記事では、このエリアが持つ多様な魅力をご紹介しますので、台北を訪れる際の参考にしてください!
【温泉の知識】北投温泉は世界で二つだけ!貴重な「青磺泉」を含む3種の泉質を解説
北投温泉の泉質は主に3種類
(1)青磺泉(せいこうせん):強酸性の硫酸塩泉。
【↑動画】地熱谷の青磺泉の源泉。
世界でも希少な温泉で、日本の秋田県にある玉川温泉とここ北投温泉にしかない、非常に珍しい泉質です。この青磺泉の源泉が地熱谷です。
強力な殺菌作用があるため、皮膚病や慢性的な痛みの緩和に良いとされます。また、古い角質を除去するため、美肌効果も期待できます。
青磺泉は、水温が**約90℃〜100℃と非常に高く、ph値も1.2〜1.4(超強酸性)**であるため、地熱谷では見学のみが可能で、入浴はできません(入浴施設としても存在しません)。
(2)白磺泉(はくこうせん):酸性の硫黄泉

白磺泉(はくこうせん)に代表される「酸性の硫黄泉」は、日本の温泉にも非常に多く見られます。
箱根温泉・草津温泉・登別温泉・蔵王温泉など。
白磺泉(はくこうせん)に代表される「酸性の硫黄泉」は、日本の温泉にも非常に多く見られます。(例:箱根温泉、草津温泉、登別温泉、蔵王温泉など)
後ほどご紹介する山水楽も「白磺泉」です。
刺激は少なく、肌触りは比較的まろやかで、独特の硫黄の香り(温泉らしい香り!)が特徴です。血液循環を良くするため、冷え性や疲労回復に最適です。
(3)鉄磺泉(てつこうせん):中性の炭酸水素塩泉

【↑画像】イメージとして参照:陽明山の水冷坑の足湯。
刺激がほとんどなく、肌に優しいのが特徴です。鉄分が含まれているため、お湯の色が茶褐色(赤っぽい色)に見えることがあります。じんわりと体が温まり、湯冷めしにくいです。
北投温泉にも黄金色の鉄磺泉を引く施設がありますが、筆者の今回の旅行では残念ながら出会えませんでした。
知って得する!北投温泉へのアクセス「MRT新北投線」の歴史と楽しみ方
新北投線とは
台湾の地下鉄(MRT)の北投駅と新北投駅を結ぶひと駅だけの線です。
ひと駅の乗車は3分です。
台北駅から北投駅は、MRT淡水線で24分です。
以前に北投温泉を訪れたときは、たった一駅で乗り換えは面倒と思い、乗っていませんでした。
この電車に乗らないのは、もったいない。
今回調べてみると、このひと駅にも非常に深い歴史の物語があると知りました。

【↑画像】台北路線図の一部(引用元:mapsTaipei)
淡水ライン(赤色ライン)の北投駅から、支線としてのひと駅です。
100年以上前から北投温泉に行くための駅だった
この支線は元々、温泉地である 新北投 地域(台北市北投区)へのアクセスを目的に、日治時代の日本人観光客のために敷かれました。
正式には 1916年4月1日 に「新北投乗降場」として開通しました。
100年以上も前に、立派な駅舎が作られていた駅だったのです。
以下の写真を見ると、北投温泉が当時の日本人にとって楽しみの場所だっただろうと推測されます。

【↑画像】日本統治時代の新北投駅舎(引用元:台北市文化基金會)
戦後にも復旧され、ローカル鉄道路線として使われていましたが、時代とともに路線整備のため廃止・再整備され、現在の支線部分として 台北捷運淡水信義線(MRTの赤線)に組み込まれ、1997年3月28日に新たに開業しています。
当時の駅舎は、「日本統治時代の木造建築様式」として現在も大切に保存されているそうです。

【↑画像情報】
ファイル名ファイル:台鐵新北投車站背面.jpg
作者名Atalo7
ライセンスCC BY-SA 4.0
出典元ウィキメディア・コモンズ
私は保存された駅舎を見に行けなかったので、次回に訪問しようと思います。
移築された駅舎の情報は、台湾の情報を発信されている「レトロ台湾さんのブログ」で詳しく紹介されています。
「新北投(シンベイトウ)線」は、ひと駅でも乗る価値がある
前回は乗り換えが面倒ということで、北投駅まで歩いたり、目的地までバスを使ったりして、新北投線を使いませんでした。
今回初めて乗ってみて、わぁ〜楽しい。前回も乗れば良かったと悔しい思いをしました。
これから、北投温泉に行かれる方に、ダイレクトにバスやタクシーの利用ではなく、一度はこのひと駅区間に乗って欲しいと思います。
乗車料金は、地下鉄全体の距離で金額が決まりますが、ひと駅だけ乗る場合は日本円で100円くらいです。



【↑画像】ひと車両ごとに違った装飾で観光案内がされています。



【↑画像】クマさんの人形の後ろ側には、英語・日本語・韓国語など、インバウンド向けのパンフレットも設置されていました。
私が、北投駅で降りる際に、お子様連れが乗ってきました。
お子さんとお母さんが二人揃って「わぁ〜クマさんだぁ!」と歓喜の声を出されていました。
【必見】北投温泉エリアで巡りたいおすすめ観光スポット3選
北投温泉の周辺には、ご家族で楽しめる観光スポットがいくつかあります。
地熱谷:新北投駅から徒歩11分
北投温泉博物館:新北投駅から徒歩5分
北投図書館:新北投駅から徒歩5分
地熱谷(温泉の湯けむりが見える)


【↑画像】池の底からブクブクと温泉の湧き出る様子が見えます。
地熱谷の場所をGoogleマップで確認する
北投温泉博物館(歴史が分かる)
とても楽しい施設です。入館料が無料で、歩き疲れた時の休憩所として最適です。



【↑画像】北投温泉の歴史が写真で解説されています。昭和天皇の写真を含め、日本の統治時代を好意的に紹介されていると感じました。



【↑画像】温泉施設のくつろぎも体験できます。



【↑画像】懐かしい銭湯の風景も。
北投温泉博物館の場所をGoogleマップで確認する
北投図書館(木の建物で写真映え)
温泉博物館の隣の建物です。

【↑画像】引用元:台北市政府観光伝播局
北投図書館の場所をGoogleマップで確認する
【実体験レポ】山水楽会館のスパ(日帰り温泉)はサウナと外気浴が絶品!
日帰り温泉施設です。
山楽温泉に宿泊の方は無料で利用することができます。


【↑画像】山水楽会館の入り口


【↑画像】左:山水楽会館の入り口付近。右:受付カウンター。ここでロッカーのキーをもらいます。

【↑画像】HPから引用(画像引用元:KKday )
山水楽会館のお湯は、白濁湯の浴槽と透明湯の浴槽がありましたが、
浴槽によってお湯の鮮度や温度が異なり、色として現れたと考えられます。
大きな浴槽が2ヶ所+水風呂1ヶ所(これは女性用。男性用はわかりません。)
湯の色が違うお風呂が2ヶ所ありました。
私は、露天風呂が気に入って、何度も入りました。
サウナと外気浴が絶品
写真は撮れなかったのですが、サウナブースは10人くらい入れる広さです。
外気浴ができるスペースは広いのですが、寝られるチェアーは2人分だけでしたが
外気浴スペースに6ヶ所の長椅子があり、十分に外気浴が利用できました。
備え付けの備品
ローカーの中に、バスタオル・ファイスタオル・シャワーキャップがあります。
クレンジング・ブラシ・ドライヤーなど設置されています。
浴室内にスリッパが置かれています。
感想:快適なお風呂でした。
ここは日帰りでも利用できるので、機会があればまた行きたいと思う。
KKdayで、北投 山水楽会館 の日帰り入浴チケット(台湾・日帰り温泉)が格安価格で購入できます。
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失敗談あり!台湾の温泉を楽しむための「日式」入浴ルール
一般に台湾での浴場は水着を着用のところが多いが、日式といって裸で入る所もある。
日式のお風呂といっても日本の公衆浴場といくつかルールが違うので知っておく必要がある。

【↑画像】上記のNG行為は、台湾での入浴体験時に現地の方から教えていただいたことです。
私は台湾のお風呂場で以前にも失敗をしている。
数年前に台中の公衆浴場に行った時の話です。
シャワーキャップを持っていなくて、買わないと入浴できないと言われたことがある。
販売価格は1個100円くらいで、高いと思った記憶がある。
今回もうっかりスリッパを履かずに浴場を歩いていたら「スリッパを履いてください」と他の入浴客に指摘された。
スリッパを履いたら「謝謝!(ありがとう)」と言われた。
こちらこそ、ルール違反で、ごめんなさい。。。
【コスパ最強】「山楽温泉(シャンユエ)」宿泊レビューとお得な利用方法を解説
ホテルの立地
今回の宿泊場所は、新北投駅から近い「山楽温泉」に泊りました。
駅から歩いて3分で「山楽温泉」に着いた。
Googleマップで検索するときは「シャン・ユエ・ホットスプリングホテル」で表示されます。



【↑画像】左:看板の奥は別のホテル。中央:通路を進む。右:山楽温泉の入口。
看板と同時に目に飛び込んだ大きな建物(左画像)を目指してホテルの玄関に向かったが、このホテルではなかった。
隣のホテルは五つ星、料金も三倍ほどの違いだった。
「山楽温泉」の看板の手前の通路を入った奥にある建物が、私が予約した宿だった。
宿泊した感想は
きれいに清掃をされていますが、建物が年代が経っているので古く、窓からの明かりも入りずらいです。
正直な感想は私好みではなかった。
私は予約した日は1泊12,000円でした。
今までシングルで1万円超えで探した場合、台湾では、まぁまぁ快適な宿に出会えていた。
それから比較すると、このホテルに到着した時点では「部屋が暗いなぁという印象で」気分が乗らなかった。
館内の休憩場所は明るくていつも空いているので快適でした。


【↑画像】左:部屋の様子。右:室内のバスルーム。2人が入っても余裕の広さの浴槽です。



【↑画像】館内に休憩できる場所が数カ所あり、何度か使わせてもらいました。



【↑画像】朝食ブッフェ。粥、魯肉飯など台湾らしい食材がありました。



【↑画像】朝食ブッフェにスイーツの種類は豊富。点心は蒸器よりも取りやすいと感じました。
コスパが良い宿
このホテルの宿泊者は、山水会館のスパが1泊につき1回使えます。
私は一室2名の部屋に宿泊したので、一人でしたがスパは1泊につき2回使ってもいいと言われました。
山楽温泉のホテルからスパまでは、建物内でつながっていますので
屋外に出ずに行くことができます。
先ほども書きましたが、山水楽会館は素晴らしいスパです。
温泉施設が無料でついている。
さらに朝食も無料でついている。
山楽温泉の宿泊はお得かもと考えが変わりました。
例えば、2名で12,00円の部屋に泊まったとしたら
温泉施設は2名で5,000円。
朝食は2名で3,000円と想定したら、
お部屋代は2名で4,000円という計算になる。
なんと一人2,000円で泊まれるのなら、とてもコスパがいい。
若いカップルや女子旅には最高にお得なホテルだと思います。
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まとめ:北投温泉は「台北旅の隠れた主役」
北投温泉は、わずかMRTで30分ほど揺られるだけで、台北の都会の喧騒から離れ、歴史と自然、そして世界でも珍しい温泉文化が息づく別世界にたどり着くことができます。
♨️ 温泉好きも観光好きも大満足の北投
今回の旅を通して実感したのは、北投温泉エリアのアクセスの良さとコンテンツの豊富さです。
- アクセスが最強: MRT新北投線の楽しい電車に乗れば、迷うことなく温泉街の中心に直行できます。
- 飽きさせない観光: 地熱谷の神秘的な光景、歴史ある温泉博物館、そして自然光が差し込む図書館など、温泉に入らなくても楽しめるスポットが豊富にあります。
温泉好きの筆者としては、青磺泉という貴重な源泉を「見る」体験から始まり、心と体が芯から癒やされる白磺泉にゆっくりと浸かれたことで、最高の満足度を得られました。特に山水楽会館のサウナと外気浴は、期待以上でした!
💖 台湾リピーターにも、初心者にもおすすめ
北投温泉は、日帰りでも宿泊でも、あなたの台北旅行を格上げしてくれる「隠れた主役」です。
温泉好きの方はもちろん、小さなお子様連れや、台湾リピーターで少しディープな場所を探している方にも、自信を持っておすすめできます。
台北訪問の際には、ぜひこの場所を旅のスケジュールに加えてみてください。きっと、あなただけの特別な癒やしの時間が見つかるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後も旅の情報を書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします!
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