
定山渓温泉はアクセスが良いので冬には毎年行っています。最初に訪れた宿「翠蝶館」がとても気に入ったので、その宿のグループホテルに泊まってみたいとの思いから、毎年第一賓亭留グループから宿を選んでいます。どこもハズレがないです。今年はその中から『旅籠屋 定山渓商店』に泊まりました。ここは私のような『ひとり旅女子』に特にオススメと感じたので詳しくお伝えいたします。
定山渓温泉はアクセスが良い
私は関西から飛行機で行きます。ANAのセールで買うと片道1万円以下でチケットの入手が可能です。他にもピーチ、ジェットスター、スカイマークも手頃な価格で販売されています。
新千歳空港から札幌市内に出るにはJRが便利です。列車の本数も多く、空港駅から札幌駅まで快速で約40分、空港からの乗り継ぎ時間を含めても1時間程度で札幌に到着します。運賃は自由席で1150円(2025年2月の価格)、指定席(840円)を追加しなくても私はいつも自由席で座って行けてますよ。
札幌駅から定山渓温泉には以下の図のように2つの方法があります。私は過去2回宿の無料送迎のお世話になりました。今回は宿のシャトル予約が取れず、『じょうてつバスのかっぱライナー』を教えてもらいました。結果かっぱライナーの方がバスの本数が多くて、旅行の行動予定が組みやすかったです。

ホテルの送迎車(無料)、温泉行直行バス(有料)のメリット・デメリット
【ホテルの送迎車メリット】 | 【ホテルの送迎車のデメリット】 |
無料 | 本数が少ない |
ホテルの玄関前に到着 | スグに予約がいっぱいになる |
【バス利用のメリット】 | 【バス利用のデメリット】 |
出発本数が多く、観光時間の自由度が高い | 有料(路線バス790円、直行バス1200円) |
乗降地を札幌駅・すすきの・その他選べる | バス停から宿まで徒歩移動(5分程度) |
チェックインは16時、チェックアウトは12時

フロントは入口を入ってスグ左側です。チェックインは早めにできましたが入室は16時〜です。チェックアウトは12時のゆっくりタイムです。私は15時に入室できると勘違いして、早く到着したので、ロビーで1時間過ごしましたがロビーの待ち時間も快適でした。
ロビーはくつろぎの空間

ロビーにはゲームやパソコンが置かれていて自由に使えます。私はチェックインの待ち時間以外にも滞在中にロビーで過ごすことが多く、リラックスできる空間でした。
私のような一人旅の他に、家族連れ、カップル、女子旅グループなど、皆さんがロビーのゲームで楽しんでいました。ロビーは席数も多く、何度か行きましたが座れないことはないです。宿で注文したお酒を飲みながら談笑している光景を見かけました。

宿のコンセプト
待ってる間に、フロントでいただいた資料「ご滞在のしおり」に目を通すとチェックイン時間が遅い理由やサービス料のこと、施設全般について書かれており、宿の考え方が伝わってきました。




アメニティを持参するとお得なガチャが引けます
チェックイン時に必要なアメニティをいただけます。アメニティが不要な方には「ガチャ」を1回引けます。私は歯ブラシ・クシなどを持参していたのでガチャのコインをもらいました。ゲットできたガチャの景品は「生ビール1杯」。これは大当たりかも、嬉しい!

三人の共有部屋、共有と思えない快適な設備
共同部屋の中に1人ひとりの個室が3つあり、個室の外には暖房器具が1ヶ所で部屋全体を温めています。トイレは別々の個室が2ヶ所ありますので、同室の方と利用が重なっても気兼ねなく使えます。
パウダールームにはなんと3ヶ所の洗面シンクが設置されていました。3人が並んで歯磨きできます。私を含め皆さんがロビーで過ごしているので、チェックイン時(この撮影時)以外に部屋で顔を合わせることはありませんでした。
海外で共有部屋に泊まったことがありますが、パウダールームを宿泊者全員で共有していました。1人に1個の洗面シンクは快適過ぎて、とてもありがたいです。

一人旅に最適な環境が揃った自分だけの空間

部屋は想像してたよりも広いです。照明も他の方に迷惑にならないように、間接照明で個室内を柔らかい明るさで、手元ライトで必要なところはしっかり明るく。口コミに暖房器具が気になる投稿を見かけましたが、かすかな音が聞こえましたが、私は気にならずに寝てしまいました。
【設備】 | 【寝具】 | 【タオル/部屋着】 | 【その他】 | |
・TV | ・布団 | ・フェイスタオル | ・ロッカー | ・ベッド下は広い荷物置き場 |
・ヘッドフォン | ・毛布 | ・バスタオル | ・コンセント 3ヶ所 | ・お水1本 |
・小型扇風機 | ・枕 | ・パジャマ上下 (館内OK) | ・Type-A 電源 | ・耳栓 |
・照明2ヶ所 | ・クッション | ・スリッパ | ・ハンガー2個 |

個室の下には、広い荷物置き場がありました。

部屋を出るときは鍵がかかるロッカーに貴重品を入れます。パソコンやipadのほか、バッグごと入れられるので助かりました。

TVには、ホテルの備え付けのヘッドホンが繋げてありました。

持っていったパソコンも余裕の空間で作業ができました。
夕食は焼き肉 朝食はカレーまたは雑炊
食事は3人が一緒に食べるのかと思っていたら、1人用の半個室に案内していただきました。2〜3人のグループの方は、丸い大きなテーブルを囲んでいました。
夕食は2部制で、指定時間(1部17:30〜、2部20:00〜)に一斉にスタートなので、私は17:30を選びました。6段重ねの容器にお肉やサラダが盛られてます。テーブルに置かれたトリセツに従って焼いていきます。


背中側の椅子の背もたれは高さもあり私の姿がすっぽり隠れるような状態です。椅子の幅も広く、2〜3人くらい座れる贅沢な半個室風でした。

牛肉の色んな部位を解説を見ながら食べたので、アトラクションのようで楽しい夕食になりました。

食後のデザート
夕食の最後にデザートとして「杏仁豆腐」が付いていて、各自でカウンターに貰いに行きます。チェックインの時にチケットをもらった『ウエルカムドリンク&スイーツ』をこの時にいただきました。
なんとウエルカムドリンクなのでソフトドリンクと思っていたら、日本酒でも選べるという、酒飲みには嬉しいセレクトです。ということで食後のデザートに「杏仁豆腐」「日本酒」「パンナコッタ」をいただきました。

夕食第2部の準備があるのでレストランを出て、お酒とスイーツをロビーに持っていきソファーでいただきました。おかわりの日本酒も追加注文してほろ酔いでお部屋に帰りました。

お酒の種類も豊富で、壁に飾られたお酒のボトルや、暗い部屋で貯蔵されているお酒を眺めているだけでもワクワクする空間です。


まとめ
第一賓亭留グループの違う宿に3回泊まらせていただきましたが、今回もハズレ無しでした。今回は特に一人旅に最適の宿でしたので、解説させていただきました。宿の良さは泊まってみないとわからないですが、こちらの宿は一人旅をご検討の方にはオススメです。私もまた行きたいと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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