
① 鷺梁津(ノリャンジン)水産市場ってどんな場所?
- ソウル最大級の海鮮市場。
- 魚貝類を自分で選んで、その場で調理して食べられるのが人気。
- 鮮魚や活魚がずらりと並び、まるで水族館のような雰囲気!
🕒 営業時間・休業日
- 営業時間:市場と食堂は基本的に24時間営業ですが、店舗ごとに異なる場合があります。
- 休業日:旧正月や秋夕(チュソク)の連休中に休業する店舗もあります。
💳 支払い方法
- 現金(ウォン):ほとんどの店舗で利用可能です。
- クレジットカード:JCB、VISA、MasterCard、AMEXなどが利用できますが、一部の店舗では使用できない場合があります。
🚇 アクセス方法
- 最寄り駅:地下鉄1号線・9号線「鷺梁津(ノリャンジン)駅」
- 出口:9番出口を出て、徒歩約5分で市場に到着します。9番出口を出たら、すぐに画像(赤丸)の建物が見えます。


🐟 市場の楽しみ方
- 海産物の購入:1階の市場エリアで新鮮な魚介類を購入できます。
- 調理サービス:購入した海産物は、2階の食堂で調理してもらえます。
- 調理代金:一品あたり約4,000〜10,000ウォンが目安です。 (約400円〜1000円)
📝 注意点
- 言語:日本語は通じにくいですが、指差しや写真でのコミュニケーションが可能です。
- 価格交渉:一部の店舗では価格交渉が可能です。
- 足元:市場内は床が濡れていることが多いため、滑りにくい靴をおすすめします。
② 市場のブースには番号とジャンルがある!



🟩🟦🌸 鷺梁津(ノリャンジン)水産市場の看板の色と意味
ノリャンジン市場では、各店舗の看板の色と表示されている韓国語により、取り扱っている商品の種類が分かります。
看板の意味 | 表記(読み方) | 内容の例 |
---|---|---|
🟦 青:活魚 | 활어 ファロ | 水槽にいる生きた魚、鯛やアジが泳いでいた |
🟩 緑:鮮魚 | 선어 ソノ | 締めた魚、あんこう・太刀魚・エイが売られていた |
🌸 ピンク:冷凍・その他 | 냉동 ネンドン | 看板の「냉동 」は冷凍の意味。でも店頭には、水槽で生きたカニやエビが売られていた |
③ 今回訪れたのは「활어-038番 손선장(ソンソンジャン)」

- 活魚エリアのお店で、貝類やカニなどを量り売りしている
- 店員さんが丁寧で、日本語は通じないけれど指差し+ジェスチャーで問題なし
- 「少しずついろいろ食べたい」と翻訳アプリを使って伝えました
- 渡り蟹はグラム単位で価格が決まり、その場で秤にのせて確認できる
📷 渡り蟹の量り売りの様子:
左下:単価→グラムあたり50ウオン
右下:重量→0.82kg
上:合計金額→41000ウオン
※値引き交渉をして→ カニ2匹で約820g、38,000ウォンに
二匹で約日本円で4,000円。この金額は日本の都会のスーパーの価格と同じくらいと思います。

④ 買った海鮮と価格一覧(2名分)
海鮮 | 数量 | 金額 | メモ |
---|---|---|---|
鮑 | 1個 | 10,000ウォン (約1,046円) | 刺身でいただきました |
牡蠣 | 2個 | 10,000ウォン (約1,046円) | 蒸し料理に |
渡り蟹 | 2匹 | 38,000ウォン (約3,977円) | 値引き前は41,000ウォン |
はまぐり | 10個 | 10,000ウォン (約1,046円) | スープ用に |
海老 | 4尾 | サービス | 茹でて提供 |
合計 | 68,000ウォン (約7,118円) |
※38番のお店ではクレジットカードで支払いました。
食材の価格は日本の市場で買うのと、大きく差がない印象です
⑤ 調理は「中央食堂」で!メニューも豊富
調理は市場内の「중앙회양념(中央食堂)」でお願いしました。
食材を買った鮮魚店と連携されていて、食堂の方が迎えに来てくれます。


📷 食堂前のメニュー表より、注目ポイントを解説:
メニュー | 意味・内容 |
---|---|
상차림(1人前) | セット料金(副菜、調味料、席代)4,000ウォン |
매운탕(2人〜) | 海鮮辛 鍋。2人分で11,000ウォン |
계찜(ケジャン) | ワタリガニの蒸し料理。1kgあたり8,000ウォン |
회덮밥 | 刺身ビビンバ。5,000ウォン |
볶음밥 | 焼き飯。3,000ウォン。これが絶品でした! |
その他、マッコリ・ソジュなどの韓国酒も注文可能。
【メニュー表の価格の解説】
例えば、海鮮鍋を注文すると鍋用の野菜は11,000ウオン(日本円1,046円)に含まれています。持ち込みの海鮮類も鍋用に盛り付けて出してくれます。
すべての持ち込みの食材に、上記のメニュー表の調理代金が必要です。
調理代金について個人の感想ですが、お刺身の調理代5,000ウオン(約523円)、ワタリガニの蒸し代8,000ウオン(約837円)は、決して高いとは思いません。
しかし、調理人の腕前はどうかというと、市内の韓国レストランで提供される調理技術よりも劣ると感じました。
例えば、カニは蒸し方で身のふっくら感が変わりますが、レストランの味を期待できないです。
私たちの調理代+席代は41,000ウオン、日本円に換算して4,292円です。
食材と食堂利用代の合計は、二人で11,410円でした。
一人当たり、5,700円で新鮮な海鮮料理がたっぷり食べられました。
普段できない体験ができて、ほどほどに美味しかったので、とても満足しています。
⑥ 味の感想|正直レビュー
🐚 鮑(刺身):コリコリとした食感でとても美味しい!
🦪 牡蠣(蒸し):生で食べたかったけど、安全面を考えて蒸しで。縮んでしまったのと牡蠣の濃厚さがなくて残念。
🦀 渡り蟹(茹で):味はまあまあ。蟹味噌は少なめだったが値段を考えると満足。
🟡 はまぐり(スープ):身は肉厚で美味しい。ネギの風味が強かった。ネギを避けてスープを飲んだらはまぐりの出汁が出て美味しかった。
🍚 焼き飯:大満足!なぜか蟹の甲羅に入っていて、気分が上がる。
🍤 海老(茹で):身がぷりっとしていて味も良かった。






⑦ 一人でも行ける?量と料金の注意点
- 市場では少量対応OKの店も多く、一人旅でも大丈夫!
- ただし、調理代やテーブル代が人数で割れないため、割高になる可能性あり
- 少量の刺身や貝類を中心に選ぶと、一人でも楽しみやすい
- おすすめ店例:청양수산(活魚-006)、땅끝마을(42・43番)※ネットのクチコミから抽出
⑧ 市場初心者向け!お店選びのコツ5つ
- 値札のあるお店を選ぶ:ぼったくり回避
- 活気ある対応の店:声かけがある店が入りやすい
- SNSや口コミで事前チェック:「ノリャンジン市場 おすすめ 店番号」で検索
- 看板の色(青or緑)でジャンルを確認
- 迷ったら、店主の雰囲気で決める!
⑨ まとめ|ノリャンジン市場は“自分で選ぶ”楽しさが魅力
市場で海鮮を選んで、その場で調理してもらい食べる――
そんな体験ができるのは、まさにノリャンジン市場の醍醐味です。
訪問したのは火曜日の14時ころです。巨大な水産市場はお客さんは少なかったですが、食堂は賑わっていました。
今回は2人での訪問でしたが、一人でも十分に楽しめると感じました。
とても満足度の高い体験で、次回は他の市場にも挑戦してみたくなりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今後も引き続きよろしくお願いします。
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